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2007年03月03日

ソーホーの布屋  Fabric Shops on Berwick Street in SOHO

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舞台衣装むけの布屋


ソーホーは、北はオックスフォード・ストリートから、南はシャフツベリー・アベニュー、西はリージェント・ストリートから、東はチャーリングクロス・ロードで囲まれた地域で、17世紀には、SOHOという名が記録に残っています。この地は狩猟の森で「ソーホー!」と狩の掛け声をかけたとか、さほど遠くない所にあるサマーセット・ハウスが、短くなってソーホーになったという話もあり、さてどうして、こんな名がついたのでしょう。ニューヨークや、香港にもありますね。

ここは、19世紀始めまでには、結構裕福な家庭の住宅街になりましたが、その後は、各国からの移民が住む街になって、カール・マルクスもここに住んで大英図書館に通って資本論を書きました。その後段々と、バーや、カフェや、売春婦などがいる所になり、1930年頃から60年頃までは、芸術家がたむろす、ボヘミアン・タウンとなり、特に画家のフランシス・ベーコンは、よく出没していたようです。この辺りは劇場も多く、クラブも多く、今も夜が最も元気な場所です。

そこを、私は、ぶらぶらと昼間歩いていました。夜と全然違うBerwick Street。「あら、きれいな布が売ってる!」と、入ってみましたら、買いに来てる人は、私みたいにミシン買ったから嬉しくて何か作ってみようかなというような感じと全然違うし、ファッション関係の人でもない。どうも劇場での舞台衣装のデザイナーらしい、中年の男性が、一生懸命、店の人と喋っていて、来週までに用意しておくようになんて言ってる。あ、そういえば、この店は、どうやってこの劇が成功したかというドキュメンタリー、「”オペラ座の怪人”の秘密」というテレビ番組にも出ていたっけと思い出しました。普通に着る服むけの布じゃなくて、色も質もちょっと違う。カードもらうと、「舞台、映画、テレビ、結婚式、その他のための布売ります」と書いてあります。

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ここも、ふつうの服ようじゃなさそう。

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絹の専門店

こりゃ、おもしろい・・・と思い、ちょっと横を見ると、又、ぎらぎら光った派手な布の巻いたのが、ずらっと並んでる店があり、又斜め向こうをみるとこんどは、おしゃれなウインドウ・デイスプレーの布屋が見えて、入ってみるとファッションの学生みたいな若者がいっぱいで、凝った布を吟味している。何だこりゃ、この通りは布屋通り?と思い歩いてみると、次から次と出てきました。絹専門店、ワイシャツ用布専門、インドの布専門等。ソーホーは、食べたり飲んだりする所で、買い物の街と思っていなかったので、とても新鮮な発見でした。

イギリスでは、今、自分で服を縫う人はまれです。インテリアに興味のある人が多いので、カーテンの布はあちこちで探せますが、服の為のものは少ないです。でも、インド人の多い地域は、きれいなサリーの布を売ってる店多いですし、アフリカ人の多いところでは、木綿の大柄な美しい布が買えます。

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