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目が眩む宝物館、クラウン・ジュエル(ロンドン塔8) The Crown Jewels

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帝国王冠 The Imperial State Crown

今日は、ロンドン塔で1番人気のある「クラウン・ジュエル」という宝物館をすこしご案内いたします。
しっかりと監視されている、厚い金庫のようなドアを通ると、誰も見たことがない程の宝石で飾られた王冠をはじめとしての、王室の宝物を見ることができるのです。

上の王冠は、女王が毎年国会開会式や、公式行事の時被る、帝国王冠です。2800個異常のダイヤモンドが嵌め込まれています。特に毛皮のすぐ上のダイヤは「第2のアフリカの星」と言われ、317カラットもあります。それよりも、この王冠には歴史的価値が非常に高い宝石が使われているのが特徴です。

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エドワード懺悔王 (1042-1066在位のサクソン、最後の王)

まず、頂上の十字の中心のサファイアですが、エドワード懺悔王の死体の指に嵌められていたと言われています。この王は憐れみ深く、乞食に自分の指輪を施したそうですが、その乞食は、実は福音書記者ヨハネだったそうです。ステンドグラスは、ウエストミンスター大寺院のものですが、指輪を持っていますね。

そして、下の十字の中心のルビーは、「黒太子(ブラック・プリンス)のルビー」と呼ばれ、元はムーア人のものだったのを、スペイン王が手に入れ、黒太子に贈ったものです。王冠に赤色の宝石をつけるのは幸運をもたらすと言われ、ヘンリー5世はフランスとの戦いの時はヘルメットにつけ、危うく助かったという話も残ります。

それから、滴型の大きな真珠ですが、多分エリザベス一世女王のイヤリングだったのではと言われています。「ハノーバー真珠」と呼びますが、教皇クレメンス七世が、カトリーヌ・メデイチ(フランス王と結婚する)に与えた25個の真珠のネックレスを、息子の王子のスコットランドから嫁いだ妃メアリーに贈り、後にメアリーは処刑されましたが、その後エリザベス一世が買い求め、それを後の王ジェームスが引き継ぎ、ドイツ王家に嫁いだ娘に贈り、息子が英国王としてロンドンへ来た時から王室の宝物の一部になったというものです。


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十字架付き王しゃく 

この王しゃくは、君主の支配者たる権限を現わしているそうですが、世界最大といわれる530カラットのカット・ダイヤモンド「第一のアフリカの星」が付いています。1907年、南アフリカで3106カラットの原石が発見され当時の王に献呈され、これが「アフリカの星」と呼ばれるダイヤに分割されたのです。


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上の王冠、王しゃく、そして宝珠(地球を地上と見立て、キリスト教の至上性と君主の忠誠を現わす)が3種の神器として、女王が身につけている1953年のエリザベス女王。まだ27歳という若い美しい女王です。戴冠式そのものでは、2.5kgという重たい王冠を被りますが、儀式終了後は、帝国王冠にすぐ変えています。


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神の正義の剣、俗事の正義の剣、仁慈の剣

沢山の展示物がありますが、その中でおもしろいのは「仁慈の剣」で、おもしろい事に、ラテン語で「カタナ the Curtana」と呼ぶそうで、剣の先が折られています。言い伝えでは、9世紀デンマークの王が息子の仇を討とうとすると、神の使いが現れて「情けは仇打ちに勝る」といい、この剣の先は欠けたままだそうですが、その話から3本の剣の内のひとつになったそうです。

人気ナンバー・ワンのクラウン・ジュエルですから、観光シーズンは長蛇の列ができます。楽しい目の保養です。

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2010年01月17日 09:46に投稿されたエントリーのページです。

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