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お茶の旅     English Tea Tour

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今月はじめ、イングリッシュ・テイーを訪ねて・・・というテーマのお客様達と5日間の楽しい時を過ごしました。紅茶塾を名古屋で主催されている先生に学ぶことも多く、「お茶」という、お腹をいっぱいにする食糧ではないが、こんなにも私たちを満たしてくれる不思議な魅力について、ますます興味をそそられた日々でした。

上の写真は「トワイニング紅茶」本店で、原始の茶葉である椿の葉のようなお茶、葉を発酵させてある紅茶、蒸してある緑茶、乾燥させただけの白茶などの違いを教えてくれているところ。ここでイギリスに於ける紅茶の歴史などをトワイニング社の話も交えて、レクチャーが行われました。

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この包みは、トワイニングの店が1706年創業時より、ストランド通り216番地にあったことが分かる。

さて、調べたところでは、お茶は5千年前近くに中国皇帝が衛生の為、沸騰したお湯しか飲まなかったのですが、たまたま茶葉が鍋に落ち、その湯がおいしくて、その木が栽培された処から発生したと言われています。眠気ざましや、集中力を高める等、薬として愛用されていたのが、唐の時代になると楽しみに代わり、洗練されてきたそうです。形式もでき、携わる人はニンニクや玉ねぎ等の香料の強い食べ物禁止、体も常に清潔にして、茶の風味を大切にしたそうです。1830年頃、インドのベンガルで野生の茶木が発見されるまでは中国の独占でした。

日本へは遣唐使がもたらしたようで、こっそり持ち帰った苗を京都付近で9世紀に植えています。そして抹茶は、中国で粉砕して泡立てて飲むという方法が梁の時代に流行ったのが、日本で蘇ったという説があります。

さて、ヨーロッパへもたらされた最初の茶は、1609年にオランダ東インド会社が平戸からもたらした日本茶で、緑茶でした。紅茶に代わるのは、緑茶は長期のヨーロッパへの輸送で鮮度が落ちるが、発酵させて銅色にした葉を煎じることにより、風味をたもつのに適しているという理由で、ヨーロッパでの需要が高まるにつれ、こちらが主となったそうです。

今ではイギリスの国民飲料と呼んでもよい紅茶ですが、細々と輸入されていたのを、一躍ブームに押し上げたのが、お茶を持って輿入れした17世紀のポルトガルから嫁いできた王妃、キャサリン・オブ・ブラガンザでした。王室の愛飲するものを貴族が真似て、周辺の上流階級から一般市民へと伝播するのですが、熱烈に国民に愛される飲み物となり、中国に茶の代金を払う銀がなくなり、植民地だったインドでのアヘンを中国に売ることにより相殺しようとして、「アヘン戦争」が起こったり、アメリカへ移民しているイギリス人の紅茶に過大な税金をかけたことが、きっかけとなって「アメリカ独立戦争」が起こったりと、単に優雅にお茶を楽しんでいるばかりの歴史ではありません。

トワイニングでの説明では、イギリス人の舌は200年のお茶とのつきあいで、これの味だけはよく分かるのですと言ってました。確かに、イタリア系カフェのおしゃれな紅茶よりも、もう存在しないが、ロンドン塔そばの屋台で、1杯40ペンスで、おじさんが作ってくれたのは、おいしかったです。

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やはりイギリスではアフタヌーン・テイを!

ここは、ウインザー近くの「オークレー・コート」というすてきなホテルで、映画の「フランケン・シュタイン」のセットにも使われたという、雰囲気たっぷりの城館風。サンドイッチ、スコーン、ケーキが3段重ねのお皿に載っていて、重厚なインテリアの中でのお茶でした。この「アフタヌーン・テイ」というのは、19世紀はじめに、ベッドフォード侯爵夫人が昼食と遅い夕食の間に出したのが始め・・・と言われています。

実は私たちは、昼ごはんがおいしかったもので、あまりお腹がすいていなくて、随分残ってしまいました。アフタヌーン・テイを予定している時は昼食は軽くなさることを、おすすめします。

このツアーでは、一般家庭でもアフタヌーン・テイを頂きましたが、ここでは何よりも、おもてなしの心使いの大切さを学びました。形よりも心・・・と。それから、お茶が流行することにより、並行して伸びていった陶磁器の大生産地、ストーク・オン・トレントにまで足を伸ばし、美しい器で飲むお茶を望んだ人々の情熱を感じました。

のどが乾けば水を飲む、心が乾けばお茶を飲む

これから、友人からもらった心のこもった日本茶をいただきます。

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2009年02月26日 09:31に投稿されたエントリーのページです。

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