
池に映る家には、今も持ち主が住んでいます。
まだリバプールの旅の続きです。このボドナント・ガーデンは、北ウエールズにある32hrという広大な庭園で、イングランドではなく、ウエールズにあるのですが、典型的な英国庭園だと思いご紹介いたします。
始まりは1821年生まれの富農の生まれですが、発明の才があるヘンリー・デービス・ポチンという人が、石鹸の成分から茶色成分を取り除き白い石鹸を作る発明、その他の発明から大金を得て、今の庭園の土地と家を買い、小川を生かし、坂を生かした庭園の構想を作り、子孫が更に造園を進め、家をチューダー朝風にし、沢山の木々を植え、四季それぞれ楽しめる花でいっぱいにした庭園です。

この写真はカタログからで初夏の人工滝の様子です。
なぜ典型的英国庭園かというと、このイギリスという国は平べったくて、日本のように自然に滝や、美しい山や湖などがありません。そういう訳で、庭園にそれらの風景を作って、ドラマチックな自然を楽しもうとしているのですが、このボドナント・ガーデンは、イングランドよりも山が多いウエールズの丘陵を生かし、丘の中腹に山からの水を集めて大きな池を作り、そこから溢れる水を滝にし、小川を美しくカーブを描いて流し、歩いて楽しいし、上から見ると花、花、花…と豪華なのです。

私たちが訪ねた時は「あじさい」が沢山咲いていました。白い珍しい種類が気に入りましたが、夢中になりすぎて、写真を取るのを忘れてしまいました。広い庭園を歩いていますと、ドラマチックな風景を夢見て作った、その気持ちがひしひしと伝わり、作者の意図を読む楽しみをかみしめて、すっかり良い気分でした。

池には睡蓮が静かに浮かんでいました。
Bodnant Garden
www.bodnant-garden.co.uk
