
このところ忙しく、今日の話題もまたリバプールの旅の続きです。
上の写真はリバプールから南西に向けてウエールズ地方行に入り、その果てまで行き、橋を渡った島「ホーリー・ヘッド」という所の海岸です。ヒースの濃いピンクと、針エニシダ(英語でゴース)の黄色がびっしりと混ざって、まるで絨毯のようでした。本当はヒースもごわごわしていますし、針エニシダに至ってはトゲが一杯なので寝ころぶわけにはいかないのですが、毎日曇りの日々の旅の中、快晴の散歩は楽しいものでした。

このヒース、英語ではヘザー heather と呼びますが、ポール・マッカートニーの離婚した奥さんもこの名前ですね。酸性土に生えますので荒地の植物として、「嵐が丘」の舞台ともなっています。ヒースが枯れて堆積して出来たのが「ピート」という泥炭になりますので、ウイスキー作りには大切なものです。
又、針エニシダは英国王朝最初のシンボルとして有名です。昔は戦争の時、兵隊達は同じような服装していて敵か味方か分かりにくかったそうです。それで、最初の王朝、プランタジネット家の目印に帽子に針エニシダをつけたそうです。おもしろいのはウエールズ軍で、長ねぎをつけたというのですが、臭かったのではないでしょうか。

この花の絨毯から下を見ると、更に小さな島があって灯台があり、良い眺めです。野生鳥のセンターもあり、詳しく説明してくれるのですが、私はパフィンという変わった鳥を見たかったのですが、渡り鳥なので殆ど去り、きのう2羽いましたとの話でがっかり。実はこの前日、船で「パフィン・アイランド」に期待たっぷりでゆき、カモメとあざらしを見てがっかりして帰ってきたのです。いつものことですが、おっちょこちょいの私の旅らしいです。

実物のパフィンではなく、見えたのは「船上ではパフィン(煙をスパスパ)しないで下さい」のサインの中の鳥のみ。
