昨日は日曜日だったので、それらしく(ガイドの仕事は日曜日は関係ないものですから)遊びに行こう!と、朝早く起きて登山靴を車に積み込み、ロンドン南西に向かい、イギリスの春の象徴、ブルーベルを見に行きました。
ブルーベルは、水仙の種類で、小さくて鈴蘭を少し大ぶりにして紫色に染めたような花で、春になると特に樹木の下に一面に咲き、まるで紫のカーペットのようになります。これが有名なウインクワース樹木公園Winkworth Arboretum では小雨で、ますます色鮮やかに私達を迎えてくれました。ブルーベルは雑草ですが、とても大事にされていて、自然保護法により、土地を売るときに球根を抜くことや、種や球根の売買も禁じられています。こんなに厳重に守っているのは、最近ではスペインからの新種が入ってきて、元々のものを駆逐しはじめているという事態が原因らしい。

ふわーっと緑の上に紫のうすいベールがかかって、とてもきれい
この樹木公園はナショナル・トラスト保有だが、春はこぶしや桜、これからはシャクヤク、つつじ等、秋は日本のもみじ等が起伏が多く、湖もある、美しい風景庭園を構成しています。
すり鉢のような悪魔の谷?
さて、実はブルーベルを見る前にちょっくら歩こう・・・ということで、デヴィルズ・パンチ・ボールDevil's Punch Bowl という谷に寄りました。ぼっこりと丼のように大きな谷が道の下にあり、ぐるっと回れば4.8km位ですが、私達は「雨があまりにも強くて」(本当はしんどいから)という理由をつけて短距離にて済ませましたが、ここはまったく自然のままの森で、雨も泥道も自然の一部となって楽しみました。
上を見上げるとこんな枝が張った大木が・・・
それにしても「悪魔のパンチ・ボール」という名前はすごいですね。伝説によると悪魔が神様を侮辱するために土団子を投げつけたのだが、その土を取ったあとがこんな巨大な穴になったそうだ。しかし、実際は粘土層の上に砂岩という地盤だが、地下水が砂岩層を破壊して侵食してできたのではないかと言われています。
日曜の夜らしく遊び疲れてぐっすり眠りました。
