
王立芸術院 Royal Academy of Arts の前庭。銅像は初代院長のレノルズ。創立記念日か彼の誕生日か定かではないが、年の一度、花輪がこの像にかけられ、かわいらしくなる。
先日、「知られざるモネ展」と題されている、パステル画、素描の展覧会を見にいってきました。彼は1840年生まれで、作品はモネ17歳位からの素描が展示してあり、晩年に至るまでの変換をそれ程多くない作品から伺うことができ、たいへん興味深かった。
十代のときは、カリカチュアの人物画多く、家族や友人に見せて笑っている場を想像して微笑んでしまう。でも段々と絵画にのめり込む感じが、素描に出てきて、そのうちパステルを知ってからは、今私達が想像するモネ・・柔らかい光に包まれたような絵が出てくる。
解説によると、モネは正式な美術教育を受けなかったのが幸いして、キャンバスに直接描くようになったと信じられていたが、実はスケッチをしてから油絵にした絵も沢山あったという事が素描と油絵の併設で理解でき、おもしろい。

展覧会のカタログ。これは、モネが1901年にロンドン滞在時、絵の具が到着しないのでパステルで、滞在していたサボイ・ホテルから描いたウオータールー橋。当時、スモッグで汚れていたが、それが、彼の絵をますますモネらしくしている。
スケッチブックは全部息子に残したそうだが、800枚に及ぶスケッチがコンピューターに収納され、来館者は1ページずつ見れるので、ファンにとっては、楽しそう。

展示の最後の作品で1918年。(絵葉書なので部分)これの解説によると、「白、黄色、緑のリボンのような線で描かれたこの絵は、あたかも素描と色とが遂に混ざってしまったかのよう」とある。晩年の美しい睡蓮の絵で、うっとりと見つめて、幸せな気持ちになりました。
この展覧会は6月10日迄です。www.royalacademy.org.uk/monet

コメント (1)
私もこの前、自分のブログに「知られざるモネ」について書きました。地味な展覧会だよね~。玄人には面白いと思うけど、普通にモネの絵が好きな人には、ちょっと期待はずれかもしれません。
投稿者: Hiroko | 2007年05月14日 17:05