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ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で鉄の作品を見る Iron Work at V & A

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一昨日、ヴイクトリア・アンド・アルバート博物館に久しぶりに行ってみました。ここは、工芸品の好きな人なら何時間いても飽きず楽しめる、すばらしい博物館。長い間、改装工事をしていたので変化を見たかったのですが、随分ショップとレストランの拡張が行われ、無料の博物館の維持が大変なのを感じました。又、以前は中世の工芸品全般を展示していた部分が、彫刻ばかりの部屋となっていましたが、古いものから現代までのものがあり、変化が分かるし、この部屋は長いギャラリーで中庭から緑や向こう側の赤い壁も見え、外気を感じるので、彫刻に適していると思いました。

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ともあれ、私の大好きな鉄の作品の部屋は、昔と変わらず、真っ黒な重い鉄を軽々と美しく見せていました。イギリス人の苗字で「スミス」というのが多いですが、これは鍛冶屋のことで、鉄は人の生活に欠かせないものだったのだと思います。農作業、馬の蹄鉄、釘、武器・・・。ガイドの勉強をしている時なぜか、武具甲冑にえらく興味が湧き、自分でも理由が分からず今に至っているのですが、鉄製品でも、特に鋳型に入れて作ったものではなくて、鍛冶屋さんが、とんとんと真っ赤になった鉄を打って作った物が好きです。wrought iron と英語で呼びます。なぜかというと、打った後や、歪んだ部分、鋏で切ったりと、手仕事の跡が残っていて、見ていて楽しいのです。

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上の写真とこれは、南ドイツの教会の祭壇前の仕切りゲート。1704年。

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ノール・ハウス Knowl Houseで使っていたものだが、元々はイタリアで、墓の周囲を囲んでいた塀で、16世紀製。花やぶどうの飾りがかわいらしい。

イギリスの森も、コークスが発明されるまでは、溶鉄の為に伐採されてすっかり減ってしまいました。

Victoria and Albert Museum
www.vam.ac.uk

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コメント (3)

稲垣さん、ブログ快調ですね!読むと誰もがロンドンに行きたくなると思います。05年9月にR&Aに行ったのを思い出しました。鉄の作品群は横目で眺めて、織物などを優先的に見たような気がします。先日の「奴隷貿易」の件ですが、Alexander Kentの帆船ものの最後のシリーズにナポレオン戦争後、奴隷貿易船と闘う、というのがありました(日本語の翻訳で…)。今日は寒さが戻って、満開の桜がもっています。

そうですよね、あの時は織物を主に見ましたね。ところで、この鉄を見た日、ちらっとJapanの部屋に行ったら、驚くべき嬉しいことがあったのです。ちょっと写真が良くないので、どうしようと思ってたのですが、明後日書きます。

V&A懐かしいですね。炎を使ってものづくりをするやきものも同じですが、火はとても神秘で気まぐれです。でも、旨く付き合えば力も貸してくれるような気がします。南ドイツの協会に使われていた作品はとても繊細で動きがありますね、いい職人さんがいたんだね。私もいい職人にならなくちゃ。

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2007年04月01日 10:09に投稿されたエントリーのページです。

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